打合せの回数どんどん増え、
作成する機能どんどん増え…。
クライアントさんの予算は収まるのか??
メールの転送しかしないディレクターがとうとうメールを読むことすらしなくなった。
客先に打ち合わせ行ったら、先に会議室でふんぞり返りすぎて天を見てる人がいたから、会社のエロ…偉い人かと思って、
「こちらの方は?」
と聞いたら、
「○○代理店の○○さんです」
と。
そちらの方が持ってきた企画に少々ツッコミいれたら、今度は逆に「くの字」になってクライアントに平謝り。
お前は起き上がり小法師か。
「クライアントから返事がありました~」「クライアントが言ってるので~」とクライアントを隠れ蓑にするディレクター様は、クライアントへも「作業者が~」「上長が~」って社内を隠れ蓑にしてるんだろうなーと思う。
■ご依頼時
お客様:「ホームページからの集客を向上させ、売上向上につなげられるようにしてほしいです。」
■納品前のご確認時
お客様:「文字が大きい読みやすいためデザイン性が悪いので、文字を小さくして、デザイン性を高めてください。」
私:「文字が小さいと、御社の価値が伝わりにくくなり、御社の目的に反するので小さくしないほうが良いと思われます。」
お客様:「売上向上なんてどうでもよいです。美しければそれでよいのです。なにがなんでも文字を読めないぐらい小さくしてください。」
■しばらくして
お客様:「ホームページからの反応が悪いので専門家に相談したら、こんな小さい文字では絶対に反応が出るわけないといわれた。何とかしてください。」
お客様、私たちはお客様のためにならないことは言いません。
お客様の損になることはしたくありません。
お客様のお役に立てれば何より幸せなのです。
ろくな仕様も提供しないのに、
仕様の範囲外の部分もあれこれ言ってくる。
リソース足りないから外注したはずなのに、ディレクターが仕様固めきれてなかったりコミュニケーション不足で認識ずれてたりで、結局社内で巻き取らざるを得ないことが度々ある。
人が作ったものを解析・整理しながらの作業になるから結局一から作るのと変わらないくらい工数かかったりすることもある。しかも大抵納期はすぐそこまで迫っている。
誰も幸せにならない…
制作終わって、納品して、
納品以降はディレクターさんが1人で
簡単なメンテナンス作業の対応が始まった。
あっという間にダサいサイトになっていった。
レイアウトはズレてるは、
文字サイズは大きくなってたり、
HTMLタグは壊れたり...。
あんなに苦労して制作したのに・・・。